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013

ジングルベルマラソン大会完走記(Y成娘姉妹)

12月23日の天皇誕生日は、実は出勤日だったのだ。しかし、度重なるサービス残業や
休日サービス出勤の見返りに、1日ぐらい良いでしょう。
ということで、有給休暇をとって、娘2人と3Kmの部に出場してきた。

長女は昨年完走しており、今年も出るとのことで、二女は昨年参加できなかった悔しさ
からなのか、或いはただ単にケーキがもらえるためなのか、自分も出たいというので、
今年は思い切って二人とも申し込んだ。
申し込んだ時点で、おんぶを覚悟した。二女は、まだ4歳だし、二女ゆえに我がままで、
甘えん坊で根性なしなのだ。1Kmは完走できるが、3Kmだと絶対に途中で「もう帰る~!
お母さんがいい~!」というに違いない。

当日は絶好の晴天、日なたでは汗ばむほどの陽気だ。受付を済ませ、スタートラインに
向かう。長女は、何だかドキドキしてきたと言い出した。
号砲が鳴って、いよいよスタート。長女には、かわいそうだが1人で走ってもらう。疲れ
たら歩いていいよ、と声をかけ、先に行ってもらった。そして、すぐ見えなくなった。
二女は、マイペースで走る。しかし、途中「キャーかわいい!」「がんばって!」の応援
を受けると、俄然はりきり出し、スピードが上がる。
往路は若干上りなので、さすがにこたえてきたのか、「あ~疲れた」と言いながら、立ち
止まったり歩いたりしながら、それでも「おんぶしようか?」と尋ねると、「大丈夫!、
いらん。」と、けなげにも頑張っている。こちらも飽きてこないように、いろいろ話しかけ
ながら気を紛らわせてやった。
そのうち、折り返してきた長女とすれ違った。意外と早い。1人で心配であったが、どうやら
大丈夫の様子で安心した。姉について行こうとするのを、「あと少しで旗が見える」と
なだめていると、間もなく折り返しに到着。ここまでよく頑張ったものだ。これだけでも
十分。

折り返してからも、歩きをはさみながらマイペースで走る。お茶は何度か飲んだが、好物
のキャンディーは食べようとしない。そうこうするうちに、また応援が増えてきて、ゴール
が近づいてきた。大拍手を受けてゴールイン!
まさかまさかの完走だ。親バカながら、褒めてあげたい。ゴール係の人にも握手を頂いた。
意地っ張りが功を奏したようだ。長女も1人で走って、精神的にも辛かっただろうが、よく
頑張った。

最後に、それぞれ完走のケーキをもらい、また家族賞のノートももらって満足げだった。
来年も出る?と聞くと、二人とも二つ返事で「出る!」。
頼もしい限りだ!


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